風邪の引き始めには避けるべき食品3つとは?きちんと知っておきましょう!
風邪のときは脂っこいものは避けて
寒い季節は、風邪の原因となるウイルスの活動が活発化しますので
風邪を引きやすくなりますよね。
なんだか体がだるい、寒気がするなど
「あれ?もしかして風邪を引いたかな」と思ったときに、
避けるべき食品を3つご紹介します。
1つ目は、脂っこい食べ物です。
健康なときはそれほど気にならないかもしれませんが、
風邪を引いて、胃腸の調子が落ちているときに
脂っこいものを食べると、
胃腸に負担をかけることになります。
炭水化物やタンパク質に比べると、
脂質は消化に時間がかかりますので、
「脂質」というだけで胃腸に負担をかけるんです。
体調が思わしくないときに、脂質をたくさん取れば、
さらに胃腸への負担は倍増しますよね。
胃腸への負担がかかれば、
風邪に打ち勝つための必要な栄養素を
吸収できなくなってしまいます。
風邪の引き始めは、「栄養を取らなくちゃ!」と
高カロリーのものを食べる人もいるかもしれませんが、
脂っこい食べ物は控えて、消化しやすい炭水化物や
タンパク質を中心とした食事を取るようにしましょう。
生野菜は控えめに
風邪を引いたときは、ビタミン類を取ろうと思って、
野菜サラダを多く食べようと考えるかもしれませんが、
風邪の引き始めに野菜サラダはあまりお勧めできません。
なぜなら、体を冷やしてしまうからです。
体が冷えれば、免疫機能が低下しますので、免疫力が下がり、
風邪に対抗できなくなってしまいます。
また、野菜サラダには食物繊維がたっぷり含まれていますよね。
また、体調が悪いときに、食物繊維を取りすぎると、
胃腸の蠕動運動が過敏になって、必要な栄養素を吸収できず、
便と一緒に排泄されてしまうのです。
ですから、風邪のときは野菜サラダは避けて、
野菜スープなどで温野菜を取るようにし、
食物繊維の取りすぎには注意するようにしてください。
アルコールはNG!
風邪の引き始めは、寒気がする人が多いと思いますが、
体を温めようとしてアルコールを飲むのは絶対にやめましょう。
確かに、アルコールには体温を上昇させる効果があります。
でも、体温を上昇させるメリットよりも
デメリットのほうが大きいのです。
アルコールの分解は肝臓で行われますが、
アルコールの分解は肝臓に負担がかかります。
そのことで、そのほかの内蔵機能がさらに低下して、
風邪が悪化したり、治りが遅くなる可能性が高いんです。
さらに、薬を飲んでいるときにアルコールを飲むと、
薬の効果が弱くなったり、副作用が強くなることも多いですので、
風邪かなと思ったら、アルコールを飲むのは絶対にやめましょう。
脂っこいもの、生野菜、アルコール、
風邪の引き始めに良い食品と誤解されることもありますが、
実は風邪の引き始めには良くない食品ですので注意しましょう。