炭酸飲料の間違った飲み方が鬱(うつ)病を引き起こす!?気をつけたい炭酸飲料の飲み方とは
夏場には、つい手が伸びるシュワシュワ炭酸で鬱(うつ)になりやすくなる?
季節が春から夏に変化してくると、
ついつい飲みたくなるのが、炭酸飲料ではありませんか?
定番のコーラから、オレンジ、グレープ、メロンなど、
氷を入れると、のどごしも良く爽快感もあります。
しかし、炭酸飲料は飲み方を間違うと、
鬱病を発症しやすくなるという研究結果があります。
1日に4本以上の炭酸飲料を飲む人は、全く飲まない人に比較して、
30%も鬱病を発症しやすくなるというのです。
一日に4本以上飲まなくても気をつけたい炭酸飲料の飲み方
まぁ、一日に4本以上、炭酸飲料を飲むのは相当大変ですから、
これはないとしても、炭酸飲料は飲み方によっては、
かなり健康に損をする場合があるというのです。
下記で炭酸飲料のNGな飲み方について紹介いたしましょう。
NG.1-寝る前に糖分入りの炭酸飲料を飲むと中性脂肪を増やしてしまう
炭酸水には、ただの水に二酸化炭素を詰めたものと、
糖分が含まれているものもありますが、
ここでいうのは糖分入りです。
寝る前は代謝が落ちているので、糖分を入れてしまうと、
これが中性脂肪に変わり、太りやすい体質になります。
NG.2-夏バテ状態の時の炭酸飲料は食欲を落とす
夏バテで食欲がない時に炭酸飲料を飲むと、
炭酸ガスでお腹が膨れて、食欲が落ちてしまいます。
逆に言うと、食欲をおさえたいならば、
糖分なしの炭酸水でお腹を膨らましておくのも手です。
NG.3-けいれん性の便秘の場合には便秘の原因になる
通常の炭酸は便秘を改善してくれる効果もありますが、
けいれん性の便秘では逆効果になります。
けいれん性の便秘は、お腹が過剰に働いている状態で、
便通がうまくいかない場合の事です。
この場合に炭酸水をお腹に入れると便秘が強化されてしまいます。
NG.4-お腹がゆるくなっている人は下痢になる
炭酸水は腸を刺激して排便をうながす効果もあります。
お腹が弱く下痢ぎみの人は、炭酸水は避けた方が無難です。
NG.5-風邪薬と一緒に炭酸水を服用すると効果が低下する
アスピリン入りの風邪薬は、
炭酸ガスの効果で胃が酸性になってしまい効果が低下します。
また、胃薬の場合でも、胃薬の成分が胃酸を中和する前に、
炭酸水の酸性を中和する方に働き、効果が小さくなります。
NG.6-タブレットやラムネ型のお菓子と一緒に飲むと胃酸が逆流する
タブレットやラムネ型の固めたお菓子は、
炭酸飲料と一緒に飲むと、
胃の中でタブレットの成分が発砲して溶けだします。
これによって、炭酸ガスで胃がふくらんでしまい、
最悪の場合、胃酸が逆流してしまう可能性もあります。
NG.7-炭酸飲料の飲み過ぎは、骨や歯を溶かしてしまう
炭酸飲料の中の無果汁の果糖炭酸飲料は、
含まれているリンが体内のカルシウムと結合して、
リン酸カルシウムになります。
このリン酸カルシウムは、体外に排出されてしまうので、
骨や歯のカルシウムが失われる事になります。
果糖炭酸飲料は、飲み過ぎないようにする必要がありますし、
出て行くリン酸カルシウムの分のカルシウムを補給する必要があります。
特に女性は、男性よりも骨の量が少なく、
カルシウムの蓄積も低い傾向がありますので、
飲み過ぎないようにしましょう。
飲み方次第では、健康にプラスになる炭酸水
同じ炭酸入りでも、味のしない炭酸水は、
健康にプラスの効果をもたらす事が多いです。
特に、発泡性のナチュラルミネラルウォーターは、
カルシウムやミネラル、
マグネシウムといった成分を配合しています。
外国製のクールマイヨールのようなミネラルウォーターは、
牛乳に匹敵するようなカルシウム含有量を持っています。
牛乳が苦手という方は、カルシウム量が高い
ミネラルウォーターを飲んでみるのもいいでしょう。
炭酸のミネラルウォーターは、シュワシュワで、
独特の風味も解消されるので飲みやすいですよ。