風邪を引かないためにはどうしたら良い?風邪の予防法を知りましょう。
風邪の予防には手洗い・うがい
冬は風邪を引きやすい季節です。
皆さんは風邪を予防するために、どんなことを実践していますか?
風邪の予防といえば、「手洗い・うがい」ですよね。
手洗いとうがいは、風邪予防の基本中の基本です。
風邪の原因になる細菌やウイルスは、
私たちの身の回りのいたるところに付着しています。
電車のつり革、エスカレーターの手すり、
オフィスの机やドアノブ、パソコンのキーボード、
どれも日常生活の中で無意識に触っているものばかりですよね。
細菌やウイルスが付着しているものを素手で触れば、
その手に細菌やウイルスが付着します。
その手のまま食べ物をつまんだり、口や鼻の周囲を触れば、
細菌やウイルスは口の中に入り、そのまま体内へ侵入します。
だからこそ、風邪の予防には手洗いとうがいが大切なのです。
手洗いは石鹸と流水で洗い残しのないように
手のすみずみまで洗うようにしましょう。
そして、うがいは緑茶ですることをオススメします。
緑茶には殺菌作用のあるカテキンが含まれていますので、
緑茶でうがいをするとさらに風邪予防に効果的なんです。
風邪の予防には免疫力をアップ
風邪の予防法の2つ目は、免疫力をアップする方法です。
免疫力をアップさせる方法には、いろいろありますよね。
一番簡単にできる免疫力アップ方法は、
しっかり睡眠を取ることでしょうか。
疲労は免疫力を低下させますので、
休息・睡眠をしっかり取ることは、風邪予防につながります。
また、栄養のバランスの取れた食事でも免疫力を上げることができます。
ビタミンAは皮膚や粘膜を正常に保ちますので、
鼻や喉の粘膜から細菌やウイルスが侵入するのを防ぎます。
また、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEは
免疫機能の活性化に役立つんです。
そのほか、腸内環境を整えることや
室内の温度と湿度を適正に保つことでも
免疫力を上げることができます。
風邪の予防は鼻を温める?
そして、アメリカのエール大学の研究から
風邪の予防法の画期的なスタイルが生み出されました。
その予防法とは、鼻を温めることです。
人間の体は37℃と言われていますよね。
でも、鼻腔内の温度は33℃前後しかありません。
エール大学の研究で、風邪の原因になるライノウイルスは、
37℃よりも33℃の環境のほうが増殖しやすいことが
わかったんです。
鼻腔内の温度はウイルスが増殖しやすい環境、
つまり風邪を引きやすい環境と言うことです。
鼻を温めて37℃に近づければ、
それだけ風邪を引きにくくなるというわけです。
鼻を温める方法には、外出時のマフラーで鼻まで覆ったり、
マスクを着用するなどがありますよね。
マスクを着用すれば、ウイルスの侵入自体を防ぐことができますし、
加湿効果もありますので、風邪予防には1石3鳥です。
風邪の予防をしっかり行って、風邪知らずの健康体になりましょう。